外国為替証拠金取引(FX)のリスク全体像を把握し、対応策を学ぶためのページ
FX5大リスク詳細説明&対応策 その1
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FX5大リスク詳細説明&対応策 その1
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◆外国為替証拠金取引(FX)のリスク全体像
 @為替変動リスク
 A追加入金(マージンコール)、口座強制ロスカットリスク
 B流動性リスク
 C金利変動リスク
 D利用するFX会社の信用リスク

特に、重要なのが、『A追加入金(マージンコール)、口座強制ロスカットリスク』と『D利用するFX会社の信用リスク』です。このページでは、『@為替変動リスク』『A追加入金(マージンコール)、口座強制ロスカットリスク』について説明しています。



@為替変動リスク

為替が変動するリスクです。

具体的には、米ドルを1万通貨分買って(ドル/円の1万通貨分の買ポジションを建てる)買ったときのレートからレートが1円分円高にふれた場合は、1万円の為替差損が発生するということです。
3万通貨分のポジションを建てている場合は、レートが1円分円高に触れると3万円分の為替差損が発生します。

大抵の取引は、1万通貨単位となるので、取引にこなれてくると1円分レートが動くたび、1ポジションごとに1万円利益が出たとか、損が出たとかいう考え方が自然とできるようになるでしょう。
※この考え方だと『ドル/円』や『ポンド/円』など、『●●●/円』となる通貨ペアであるクロス円取引に限ります。『ユーロ/ドル』などの円が絡まない通貨ペアだと、この直感的な考え方では、為替差益・差損を計算できないのでご注意ください。


例えば、米ドルのレートが115円/ドルの際に3万通貨分の『ドル/円』買ポジションを建てたとします。

10円分円高にふれ、レートが105円/ドルになった場合は、30万円の含み損が発生しています。


◆対応策

まずは取引に慣れて、上述のクロス円取引に関して差益・差損の計算を感覚的にできるようになること。
次に、むやみやたらにポジションをとらないこと。
※取引に慣れてくると常にポジションをとりたくてウズウズしてくるようになるので注意が必要です。

ポジションを建てる際は、レートが不利な方向に振れると(買ポジションの場合は、円高に振れると)いくら含み損を抱えるかをしっかりと理解し、長期取引(1年以上ポジションを持ちスワップ益を中心に狙う投資)なのか、短期取引(差益を狙う投機)なのか目的をはっきりとさせてポジションを建てる。




A追加入金(マージンコール)、口座強制ロスカットリスク

含みの為替差損が膨らみ、取引口座に入金した額以上の損失がでないように、FX業者がシステムで自動ロスカットを行なってくれます。
この状態になると完全に、その口座は負け。口座が死んだ状態と考えてください。

FX業者によっては、完全な負けとなる自動ロスカット状態になる手前にあそびがあって、FX業者から自動で業者への追加入金指示(マージンコール)がメールなどで知らされます。

しかし、このマージンコールがかかった時点でその口座は負けです。
その理由は、資金管理がうまくいかずにその結果としてマージンコールがかかっているためです。

マージンコール後の強制ロスカット(完全敗北)が許されない口座で、マージンコールがかかった後、すぐに追加入金するお金があるくらいなら最初から口座に入金しておけばよい訳ですね^^;


◆対応策

FX業者の強制自動ロスカットが発生しても『問題が無い口座』と『問題ありの口座』をシッカリと使い分けることが肝心です。

口座の使い分けのポイントは、取引目的毎に口座を保有することにあります。
そして、その取引目的は大きく2つに分類されます。
  1. 長期投資
  2. 短期・スイングトレード

もちろん、長期投資目的用の口座は、強制ロスカットが発生してはなりませんね^^;

そして非常に重要なのが、長期投資目的用の口座では、多額の含み損が発生しても損切りを行なう必要はありません。さらに長期用投資目的口座では、こまめな損切りについても全く必要がありません。

いかなる投資も損切りが非常に重要で、傷が大きくなる前に切り捨てるべきだと誤った認識が広まっていますが、それは間違いです。

要するに長期投資を目的とした口座では、マージンコールもしくは強制ロスカットが絶対にかからないようシミュレートした上でポジションを建てて、あとは、ほったらかしにするのです。


一方、(一般的に、)短期投資であればあるほど厳格なロスカットルールが必要となります。指値でストップロスを入れておくなど、なにかしろ策が必要です。
しかし、このサイトでは、短期・スイングトレードを目的とした口座では、含み損が大きくなり、FX業者からの強制自動ロスカットが発動してもよい口座として説明しています。

ものすごくざっくりとした説明が許されるなら、短期・スイングトレードを目的とした口座についてのポイントは、損を許容できる額しか口座に入金しないことです。
そうすることで、ポジションを建ている際に、自分の予想と逆にレートが振れて口座でFX業者の強制自動ロスカットが発生しても、それは想定済みの結果となります。

そうなった場合は、一旦清く負けを認め、再度口座に損を許容できる額を入金したうえで、仕切り直せばよいのです。

目的毎に開設すべきFX口座についての説明は、以下リンクを参照ください♪
長期投資用口座
短期・スイングトレード用口座



残りのリスクと対応策については、FX5大リスク詳細説明&対応策 その2を参照ください。